パイピングのウエストポーチ

ウエストポーチが完成しました。見た目はまったくペンケースです。

実をいうとウエストポーチが欲しかったわけでなく、パイピングをやってみたかったのです。

パイピングとは、内縫いするときに芯を入れたものを挟んで一緒に縫って飾りにすることです。

これが2mmの玉縁芯。

これを極薄の革(今回は0.4mm厚)で挟んで接着。

これを内縫いするときに挟んで一緒に縫います。内側からみたところ。

縫う部分は4枚重ねになるので薄い革にした方がいいのですが、うちにある極薄の革は薄紫とオレンジしかなく。しかしながらちょうど濃い紫の革もあるので合わせたらサンフレッチェカラーになるかなとチョイス。糸をオレンジにしたので2014年のユニフォームみたいな色合いになりなかなか悪くない。

何度も計って型紙を切ったのにマチと本体の周囲の長さが合わず本体の真ん中を切ってつなぎ合わせる羽目になりましたが、それがデザインみたいになってかえっていい感じになりました。


ベルト通し部分は裏に革を当てて補強、一応内ポケットも。

ベルトを通すとこんな感じ。やっぱりペンケースにしか見えないけど。

今回初めてパイピングをしてわかったことは、芯が入っているのでしっかりしているから型崩れしないということ。ただの飾りだけじゃないんだね、知らなかったぁ~

最近はタンニン鞣しの革にしか興味なかったけど、クローム鞣しの革でバッグとか作ってもパイピングすれば型崩れしなくていい感じになるかも。

薄っすい革は東急ハンズでよく見かけるので色合いがあえば検討してみようかなと思いました。


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